単独事故の概要
高速道路をバイクで単独走行中、SAに入ろうと思いランプに進入したものの、減速が十分出来ておらず壁とバイクに挟まれる形で腕を損傷。幸いバイクは転倒しなかったため、そのままSAの駐車場にバイクを駐輪した。駐輪後に腕を見ると傷から多量に出血しており、また痛みが強く骨折の可能性があったため、119番し、近くの病院へ救急搬送された。
怪我の状況
病院で様々な検査をしたが、左腕の挫創のみだった。挫創と言っても、コンクリの角とバイクに50km/hで挟まれたので切創に近い挫創であり、全13針を縫った。左腕以外に怪我はなかった。
動画から読み取れる事実と記憶している事実
- カーブに気づくまで加速を続けていた(アクセルを握ったままの状態)
- ブレーキ動作をした後、バイクを倒して曲がろうと試みたが転倒の恐れがあったので、バイクを立ててブレーキに専念した。
- コンクリ壁と衝突時の速度は約50km/hであった。
- 事故発生時、後続車はいなかった。
原因
- なぜ睡眠不足なのに運転をしたのか
- 直近で北海道ツーリング(約400km/日)を予定しており、長距離運転になれておきたかった。
- なぜ休憩を取らなかったのか
- 疲れてるという感覚がなかった。また、長距離運転ということもあり気持ちが高まっていた。
- 当日は夏であり、日が昇り暑くなる前に帰りたい気持ちがあった。
- なぜ給油で悩んだのか
- 走行していた時間が早朝ということもあり、給油を出来る場所が限られていたため、SAで給油するか下道で給油するか悩んだ。
- SAのガソリンは下道のガソリンと比較して1L辺り+30円ほど高いため、下道で給油をする選択肢を除外出来なかった。
- 走行していた時間が早朝ということもあり、給油を出来る場所が限られていたため、SAで給油するか下道で給油するか悩んだ。
- なぜカーブの際に減速をしなかったのか。
- 推測になるが、以下3点が理由と推測される
- 高速道路の速度に慣れすぎていたため、減速することの意識が薄かった
- 給油をどこでするか悩んでいたため、減速をすることに意識が回らなかった
- 寝不足・休憩不足によりボーっとした状態で運転をしていた。
- 推測になるが、以下3点が理由と推測される
真因
- 寝不足・休憩不足による脳の判断力が低下していた。
- 給油に気を取られ、運転が散漫になっていた。
その後
約2週間後に抜糸をし、通院は終了となりました。高速道路での事故の割にはバイクも人間も大きなことにならず、そこだけが幸いでした。
この事故を機にバイクを降りようとは思いませんが、大切な人が出来たら降りるかなと思います。(100km/hで生身をさらけ出すバイクで事故ったら死亡する可能性が非常に高い)
上の「原因」にも書いているのですが、お盆で北海道ツーリングを友だちとする予定なので、この事故を踏まえた上で超安全運転で行ってきます。
最後
最後になりますが、事故処理のためにERでの救急処置が終わるまで待ってくださった群馬県警高速道路交通警察隊のKさん、ありがとうございました。病院内で事情聴取を行ったあと、バイクが置いてあるSAまでパトカーで乗っけて頂きありがとうございました。
また、その後の事務処理で電話をした際も怪我の心配をしてくださり、本当にありがとうございました。