仕事で感じた人間関係の問題の話

こんにちは。
2014年9月から2015年2月まで、とある会社に派遣という形でお仕事をさせていただきました。そこでは技術的なことももちろん学べたんですが、人間関係の方がより勉強になったので記録しておきたいと思います。
簡単に言うと、私が原因でとある方を現場終了(普通の会社でいうクビに相当します)にしました。その人(仮にAさんとします)は私と同じ9月に現場に入りました。Aさんの下について作業をするという話だったので、技術的にも出来る人なんだなと思ってました。1ヶ月後、それは大きな間違いであることに気づきました。Linuxのコマンドを全く知らない、正しいことを教えると逆ギレする、家ではMac使ってるからWindowsは良くわからない…などなど色々とボロが発覚しました。注意力も無くかなり適当に仕事をする方でした。また、向上心も無く、技術的な興味が一切ありませんでした。10才ほど年上でしたので、こちらから教えるということも出来なかったです。
仕事の内容として、管理者権限でPCやサーバを触ることもあります。もしコマンドを一つ間違えればサーバが復旧不能になることもあります。その場合の損害額は復旧にかかる人件費、ハードウェアなどなど含め1000万以上、ヘタしたら億レベルになります(かなり大きいプロジェクトだったので関わってる人数もとても多かったです)。Aさんはその辺を理解していなかったようで、今後Aさんと一緒に作業をするのは無理だなと感じました。そこで、上司や営業の方にお話をして、その人と一緒に作業をするのは勘弁してほしいと懇願しました。その結果、2月までの契約だったはずのAさんは12月で現場終了となりました。
人間には良いところと悪いところがあります。私のポリシーとして、人間はプラスマイナスゼロだと思っています。仕事が全然出来ない人でも家庭では良い父親なのかもしれないし、他人の悪口をたくさん言う人だけどちゃんと心配してる上での発言なのかもしれないし…。なので、そのAさんのこともたくさん考えました。仕事が出来ないのはともかく他に良い部分をたくさん探しました。でも、無かったんです。生まれて初めてこんな方に会いました。世界には色んな人がいるんですね。私が良いところを見つけられなかったのも悪かったし、Aさんも私に対して苦手意識を持ってたと思うので、そこも問題だったかなと思います。
もちろん人間ですから、合う・合わないはあると思います。でも仕事である以上、最低限のコミュニケーションも取れないような人間にはならないようにしよう、と思った半年間でした。
最後まで愚痴を読んでくださってありがとうございます。

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