短期間で○○出来るようになる系の本や動画は、もはや詐欺

最近、「たった○週間でXXXXが出来るようになる」という動画や本をよく見かけるのですが、僕は否定的です。

将棋のとある棋士(木村九段だったと思う)が言ってたのですが、小学生の時に一日6時間、中学生で一日8時間も将棋を指してれば、九段まで上がれるかはともかく、大抵はプロ棋士になれるんじゃないですかね、という話をされていました。

つまり、物事に費やした時間が全てなんですね。短期間で英語が出来るようになるならアメリカに引越して英語漬けになるのが効率的ですし、短期間でピアノが弾けるようになりたいなら、ピアノ部屋にこもって、食う寝る食べる以外の時間をピアノに費やせば上達します。

ただ、同じ時間を費やすのでも、効率的な時間の費やし方はあるので、それの指南書というのが「○週間でXXXXが出来るようになる系」の本だと思っています。なので、せめて「XXXXを早く習得するには」に改名したら詐欺ではないですね。

その指南書というのも、その人のライフスタイルや環境に依存していることが多いので、あまり参考にならないというのが持論です。言葉は悪いですが「アナタはそういうやり方で学んだのね、フーン」くらいの上から目線で見ると、心が楽になります。「○週間でXXXX出来た」系の本や動画は、およそ”私はこの方法で短期習得出来た!紹介するからお前らもどうよ!”っていう上から目線の場合が多いので、精神の均衡を保つためです。

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