IT機器について、「相性が悪い」という言葉は使うべきではない

お久しぶりです、ゆうきです。今はIT関連の特にインフラと呼ばれるネットワークやサーバなどの設計・構築で仕事をしています。

題名の「『相性が悪い』という言葉が使うべきではない」ですが、これは僕が一番最初に入った会社で教わったことです。

IT機器(PC, サーバ, ネットワーク機器含む)は当然、他のIT機器と接続します。その時に通信がうまくいかないからといって、「相性が悪い」の一言で片付けるのはいかがなものかという疑問提起です。
確かに、IT機器によってA社とB社の機器を接続すると、思っていたよりうまくいかないケースがあります。でもそれって相性の問題じゃなくて、機器同士の通信方式だったりで、つまるところ技術的に解説が出来ることなんですね。
それを、相性が悪いで済ませてしまうのはプロとして失格です。技術的な差異を把握した上で、「AとBを繋ぐ際は○○を考慮する必要がある」と言えるのがプロだと思っています。

相性が悪い。人間同士ならそういった微妙な感情がありますが、機器同士に感情はありません。技術的な理屈のみです。そこを突き詰めない姿勢を批判したのが、この記事のタイトルになっています。

たとえ不具合が発生しても「相性が悪い」という言葉は使わず、XXとYYが原因のため、接続が出来ませんと言えるエンジニアになりたいものです。

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