ピアノが難しい

お世話様です、ゆうきです。この「お世話様です」って表現、埼玉県は秩父の方から伝わっている方言みたいなんですが、みなさんの地方ではどのように表現されてますでしょうか。あ、もちろん熊谷でも問題なく通じます。

さて、ピアノが難しいという話ですが、何が難しいって表現が難しいんですね。これでも一応10年ほど習ってはいたので、簡単な譜面だったら短時間で譜読みは終わるのですが、譜読み止まりで終わってしまう、と。先生曰くただ単に楽譜をなぞってるだけ、と。それは中学生でやめましょうねってはっきり言われました。
曲には情緒があり、その時の情勢を表したものが多いそうです。ベートーベンなら情熱的とか、ショパンなら甘美にとか、簡単に言えばそんな感じです。

今は一般的に言うショパン ワルツの10番(op69 2を習ってるのですが(参考: https://youtu.be/lJUCOMsFDEY) 、同じフレーズが続く上に、途中で転調して雰囲気が大きく変わる場面があり、踊るようなワルツというより三拍子の中でいかに表現出来るかに重きが置かれてる曲です。

ワルツ=ズンチャッチャなので、最初の一拍目(ズン)が抜けたらアホみたに間の抜けた曲になってしまいますから、かなり集中力を問われます。クラシックに関しては何が正解というのは無くて、自分が満足するのが正解と教わりました。まだまだ、満足出来てないと実感しております。

あと、ペダルで音を誤魔化す癖を指摘されました。はい、まさにその通りでございます。知った上で誤魔化してました。その点、ワルツなどは軽快さがもとめられるので、ペダルは最初のズンだけにして、右手は右手でしっかりリズムを弾こうねってなりました。
いやーーーー恥ずかしい。ピアノを真剣にやっている方だとあっという間にバレますね。誤魔化し効かない。右手の音をしっかり丁寧に弾くのは、そこそこの技量が必要です。

そんなこんなで、ピアノのレッスンを受けておりますが、僕が社会人で練習時間がまともに取れないということもあり、音楽→音を楽しむという方向でやらせて頂いております。自分をさらけ出すのってとても恥ずかしいのですが、さらけ出した上の表現とかもあるんだなぁと思うと、音楽って深いなぁと改めて思いました。

先生が超気さくな方で良かったです。一週間全然練習出来てなくても察してくださって、僕の満足出来るクラシックを教えて頂いております。

音楽は楽譜という縛られた旋律の中から、いかに感情を表現出来るかが問われるんですね。難しい。頑張ります。

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