心理検査を受けて来ました。

病院で心理検査を受けてきました。この心理検査は医師の診察とは全く関係なく、カウンセラーとのカウンセリングと心理検査の結果のみから出された結果です。想像以上に的確な結果が出たので、メモ的な意味も含めてブログに残しておきます。

<気分状態について>
>自尊心の低下、集中力の低下、孤独感、楽しめなさ、悲しい気持ちが日常的に続いてる状態です。中等度の抑うつ状態と思われます。
<性格傾向について>
>人に対して優しく寛大で、誰かを嫌ったり攻撃的になったりすることは少なく、協調性は高いと思われます。
>一方で、嫌われないかという不安なや疑い深さが強く、対人関係では萎縮しているでしょう。物事の責任を持つことも怖く、判断を迫られる場面では合理的に考えられなくなり、混乱しやすいのではないでしょうか。自分の存在感はとても薄いと感じ、居場所を見つけられず、孤独感や無力感を抱いてると思われます。様々な場面に対応する社会的なスキルやエネルギーが乏しく、傷つきやすいと言えるでしょう。苦痛や困難に直面すると、依存対象を求めることで苦痛を避ける傾向もあるでしょう。
>治癒のためには、服薬治療と並行し、適応を上げるためのスキルの獲得や、自分の性格傾向を知り、弱い部分をカバーする工夫や、ネガティブな情緒を自分で取り扱うことができるようになることが必要と思われます。
<知的特徴について>
>知的機能全体では、平均下位域と思われます。ただし、得意不得意の差が大きく、言語性の能力(耳で聞いたことを理解し言葉で処理する力)は平均程度ですが、動作性の能力(目で見て理解し作業を通して解決する力)はかなり低い結果になっています。
>特に、状況を見てそれがどういう場面かを理解したり、適切な時間的見通しを持つことが難しいようです。そのため、状況展開を予測できない、自分が求められていることが分からない、何故こうなったかが分からない、といった事態が起こりやすいでしょう。さらに理解できない部分を独特の理解でこじつけて判断する傾向もあるため、余計に事態が混乱してしまうようです。
>また、単純作業を素早くこなしたり、数を処理することも苦手なようです。
<総合所見>
>知的な面で苦手な部分があることに加え、対人関係で安心感が持てない為に適切に人を頼ることができないでいるでしょう。困ったことがあるとその場を避け、依存対象を求めることで苦痛を避ける傾向にあると思われます。
>今後は状況理解や作業能率面での苦手さをいかにカバーしていくかという技術的な解決方法を探すことと同時に、回避依存方向ではなく、建設的に問題解決に向かうことが必要になってくるでしょう。

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