熊谷は本当に暑いのか

最近、仕事の都合で色んな人に自己紹介をしているのですが、熊谷に住んでるって言うと「あぁ、あの暑いところ…」って100%の確率で返ってきます。

結論から言うと、体感的には都内と変わらないです…。熊谷で40度を記録してるときには都内でも39度くらいになってますから、あんま変わらないです。

それでも、暑い場所として地名だけは覚えて貰えてるようなので、熊谷市の当初の政策は成功じゃないでしょうか。最近は暑すぎて観光客が減ったのか、暑いぞ熊谷キャンペーンをやめているみたいですが。

インフラエンジニアの好奇心とは

インフラエンジニアとして最も大事なのは尽きることのない好奇心だと思っている。新しい技術に対して興味を持ち、理解に努め、挙動を把握する。これらの気持ちが尽きた際にインフラエンジニアとしての第一線は退かなくてはならない。

なぜ興味が必要か。インフラはサーバにしろネットワークにしろ医療と同じ日進月歩の世界である。常に新しい技術を追い続けなければ最適な解は導き出せない。常に最新の技術に目を光らせ、その動向を追うことがインフラエンジニアには求められる。

改めて言うが、インフラエンジニアとして大事なのは尽きることのない好奇心だ。

Cisco Meraki Goを導入しました(GR10-1YSET)

ついにCiscoから正式にAmazon経由で発売されたCisco Meraki Go Meraki Goが始動しました。(2021/06/23 リンク切れのためURL貼り直し)なので、さっそくAmazonから購入してみました。

箱と本体はこんな感じです。電源アダプタが付属していますが、PoE対応なので、PoE対応Switchから給電しています。
設定はすべてスマホのアプリを経由して実施します。最初のアップデートに少し時間がかかりましたが、そつなく設定完了。問題無く使えております。

アプリはこんな感じです。シンプルで非常に分かりやすく洗練されたUIになってます。web blockingやゲスト向けの設定も全てアプリ経由で可能です。

当然ですが、これはただのAccessPointなので、インターネットに繋がる環境が必要です。また、PoEスイッチが無い場合は電源ケーブルを刺してやる必要があります。

CiscoがSIerを通さず、スモールビジネス用途で売り出した一番最初のモデルとなります。
価格がちょっとお高い(2万超え)のと、サブスクリプション形式なのでランニングコストがかかるところが難点ですが、それを上回る使い勝手の良さと、性能を保持していると思います。
こちらのデータシートを参照すると、11ac wave 2に対応してるんですよね。wave1対応の製品は結構多いですが、wave2対応は新しいです。これ1台で数年は時代遅れにならないAPかなと思います。

安定性の面ですが、非常に安定しています。今のところAPがボトルネックとなるような事象は発生していません。
電波強度も非常に強いです。

追記(2019/11/9)

Cisco公式より、サブスクリプションが廃止と通告がありました。素晴らしいですね!!

追記(2019/12/28)

Proximity(どれくらいの人数が近くを通ったか)の項目を見ると、meraki goを設置している場所を通り過ぎた人と、接続してきた人の数が分かるようになってします。うちは田舎なので少ないですが、一日辺り60人辺りが通りすぎてmeraki goの電波を掴んでいるようです。
接続数(Connected)は家族だけなので、6端末くらいです。
人の出入りが激しいカフェとかレストランなんかに設置すると、WiFi利用率が一目で分かって、統計データとして使えると思いました。最近は自宅に光回線が無くて、4Gだけで生活してる人も多いようで、そういう人は積極的にWiFiに接続したがるはずなので、需要はあると思います。
Engagement(どれくらいの時間、滞在していたか)も分かります、が、画像のデータは自宅で利用しているだけなので参考になりません。230分と記載されてますが、自宅のPCなどが繋がっているので、230分にもなっています。お客様用のネットワークで、店舗に設置した場合、もっと少なくなるかと思います。

また、アプリ上でQRコードを出力することが出来ます。これをカメラで読み込むと自動的にWiFiの認証が行われます。これ便利です!印刷して、お店の店頭に張り出しておくと良いと思います。注意点として、セキュリティの観点から、QRコードで公開するネットワークは業務で利用しているネットワークとは別のものを使うと良いでしょう。

WebUIからの管理とSNMPに関する追記(2020/08/01)

本機器はアプリによる管理は可能ですが、WebUI(ブラウザ)からの確認は一切行えません。また、SNMPによる監視も不可となります(Cisco公式に問い合わせ済み)
あくまで個人で営業している店舗なりオフィスでの1台ないし2台程度の運用が想定されていると感じました。
アプリから統計データは取得出来ますが、統計データをPCに転送する術がないので、例えば各店舗のWi-Fi接続状況をグラフ化したいなどの要望は不可能となります。
Cisco Meraki Goは画期的なクラウド型APですが、組織内でAPを管理したいというのであれば、WLC(Wireless LAN Controller)の導入を検討すべきかと思います。