半沢直樹の新シリーズが始まるということで、過去の作品を一気見しました。
半沢直樹と言えば、堺雅人が主役で「倍返しだ!」が有名ですが、半沢直樹の同期の近藤が大変心に響くセリフを残しています。
場面としては、東京中央銀行からタミヤ電気に出向された近藤が、不正を黙認した経理部課長の野田に詰め寄るところです。
野田「会社を良くしようと何かを言ったところで聞き入れられることなんて一度もなかった」
近藤「だからYESマンになったのか?」
近藤「確かに、NOに比べてYESと言う方が何倍も簡単だ。でもな、俺たちサラリーマンがYESとしか言わなくなったら仕事はただの作業になっちまう。作業だけならロボットでも出来る。でも俺たちはロボットになっちゃ駄目なんだよ」
こういうことを言うと、あまちゃんがって思われるかもですが、僕はこの感覚に強い共感を感じます。欅坂の曲でもあってけど、NOと言える心が必要な社会だと思います。
僕は、「会社の上下関係のしがらみ」が嫌で嫌で無理だったので、今はフリーランスをやっています。銀行員はトップダウンが基本でしょうから、そこはIT業界とはまた違う世界観なんでしょうね。
「自社の常識は非常識」という言葉が見事に当てはまる業界だなと思いました。